オーダー生地って

scylt/ 10月 9, 2017/ ビスポークの徒然/ 0 comments

オーダーシャツ屋にとって、大切なポイントの一つは「生地」の手配です。

お客様に生地を選んでもらうのが、オーダーサービスですから、その選択肢をより幅を広げて用意することは、大切な仕事になります。

scyltでも、幾つかの生地屋さんにお付き合い頂き、着分手配できるシャツ生地の候補を取り揃えております(まだまだ巷のオーダーシャツ屋に比べると少ないのですが・・)

生地が決まると、そうした生地屋さんに発注して、シャツ1着分を送ってもらう訳ですが

ちなみに、インポートシャツ地は生地幅150㎝、1着分:1.4~1.8m 国内の生地は生地幅110~112㎝、1着分:1.8~2.2mになります。さらに、最高級のインポートシャツ地( 高級オーダーシャツ屋では、5~7万円超で売られるシャツ地 )は、生地幅90㎝:1着分2.5m~3m超があります。

つまり、生地のクオリティの違いの川上には、まず織機自体の違いもある訳です。

もちろん、糸が違い、紡績が違い、加工やフィニッシュが違う、とこうした積み重ねにより品質に差が生まれるのです。

それはさておき、、

今ある生地bookは、こんな感じ。

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生地メーカーとしては

・Thomas Mason / Albini  / Alumo / Canclini / soktas / 国産生地 (生地メーカーの紹介は、他サイトで色々されており、内容がかぶるので省略

またbook以外に生地屋さんに置いてあるのが  天下の carlo riva / David john Andersonなど。

このブック以外にも生地カウンターが幾つもあります。

例えば、こんなデニムシャツ地(国産)もあります。スーツインナーでというよりは、カジュアルに裾を出して着るタイプに持って来いのタイプですね。レングスやタイトなサイズ感を思い通りにできるのは、オーダーならでは。デザイナーズビスポークとしては、デザインから提案&相談しながら一緒に作り上げていきたいと思っています。

色落ちデニム

デニムシャツ地

デニム2

また、生地bookから選ぶ以外にもう一つ。

直接行って選ぶタイプの生地屋さんです。生地屋さんと言っても、お店ではなく、個人に小売りをしているわけではありません。基本的には、既製服の量産生地を作るメーカーであり、同時に、オーダーシャツ屋向けの着分売りもしている会社になります。

ここでは、既に1着分が袋に入った状態で保管されており、その場で買うことが出来ます。上記の生地bookのシャツ地とは品揃えもまた異なり、インポートシャツ地に関していえば、割と珍しい柄感が多い印象です。

Testa / BREMBANA / getzner / Canclini / soktas  / 国産生地 /etc が置かれてますね

ラックに所せましと置かれていシャツ生地達・・・いつのまにか、「にんやり」してしまいます。

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ここら辺は量産生地向けの素材サンプル

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自分のシャツを作りたくなる想いに駆られながら、ひとまず今回は目星をつけて写真に収めるまでに。

仕事が一段落したら、自分用にも、ゆっくり探しに行こうかな・・と。

どなたか、一緒に行く人いませんか?(もしいたら、問い合わせ先にメールくださいね)

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