~Tranoi2019 Exhibition ~ パリの総合展示会参加
パリの総合展示会 Tranoi より先週帰国しました
Tranoi展示会自体は、6月22日(金)~24日(日)の3日間 Palaise de la Bourse(証券取引所)にて行われ、ブースに立ってきました
この時期のファッションウィークは、いわゆるプレタポルテのコレクション(1~2月と7~8月開催のランウェイを中心とした本ライン)ではなく、「プレコレクション」と言われるタイミング。
莫大な予算が必要なランウェイコレクションとは異なり、展示会形式や小パックのカプセルコレクションで、より「実売」を意識した商品を打ち出すメゾン・ブランドが多く、ここ近年力を入れるメーカーが増えている背景があります
1991年から始まった30年近い歴史あるアパレルの総合展示会Tranoiは、その知名度もあり、世界中からデザイナーが出展し、バイヤーが訪れ、にぎわっていました
scyltのブースはこんな感じ
いつも通りかな・・
歴史ある会場なので、壁などへの飾りつけは不可。身長ほどの簡易的なパーテーションで区切られたブースで、また貸出什器も、選べる範囲が少なく、基本的にはどこのメーカーもシンプルな展示になっていました。
ちなみに、
こちらは斜め先のブース 世界に名だたるカフリンクメーカー「TATEOSSIAN」、さすがに資金があるので、ブースも1ランク上。アクセサリーラインを売り込みたいから、TRANOIに10年振りに参加したらしい
他にもこんなブース
それはさておき、
一人でのパリ初出展という事で、英語も含めて色々と不安もありましたが、蓋を開けてみれば、バイヤーから、プレス、学生から、他ブースの出展者まで、色んな人がscyltのシャツを手に取ってみてくれ、それなりに自信につながりました
不安要素のコミュニケーションも、プロダクトが先だってブランドを表現しているので、言葉は補足でどうにかなるもので、3日間を通して、自分のメッセージはしっかり伝えられたかなという感触を得ました(課題は聞く方かな)
ビジネスカードのはけ具合も順調で、用意していた名刺も残り僅かに。
中でも、気に入ってくれる人は、後日改めて、パートナーをブースに連れてきてくれたりと、少なからず手応えはありました。
ギリシャのミコノス島のバイヤー、アメリカやロンドンのECサイトのバイヤー、ライターやインフルエンサー(名刺がインフルエンサーってどうなの?)、はたまたドバイのIT系会社の代表(なオーダーシャツかな?)、そして日本セレクトショップのバイヤーと
さすが、海外の展示会、グローバルです
後は帰国後に、しっかりとフォローをして、成果に結び付けたいなと思っております
海外の展示会は、3回以上継続しないと、成果に結びつきづらい、とよく言います。
1度目に、挨拶&さらりとチェック、2度目にコミュニケーション、3度目にオーダーと。もちろん、それ以上かかることもしばしば。
バイヤーにとってみれば、既存の取引先があり、予算枠が割り振られている中で、新規を入れるというのは、どこかを削るか、買い付け枠を増やすリスクを背負うかのどちらか、おいそれと出来ません。
そのブランドの継続性や実力をしっかりと判断・評価する上で必要な時間という事でしょう。
とは言え、1度目から成果を出せるのがベスト! 悠長なことも言ってられ無し!
早々にフォローメールと。
と同時に、オーダーシャツも溜まっているので、頑張らねば!!
最後は、FB投稿済ですが、リサーチ写真(ボンマルシェ)をさらりと