米国セレブリティへの貸し出し
今回は、最近FBやインスタにあげている
米国セレブリティへのシャツの貸し出しに関して、徒然。
今回、貸し出されたシャツは3点
ラッパーのBig sean
俳優の Avan Jogia
俳優の Brandon P Bell
詳しくは、FBにて → https://www.facebook.com/scylt/
これらは、
今年の1月、New Yorkにて「Liberty Fairs」アパレル総合展示会に出展した際に、ブースにて声を掛けてくれた
PR会社:No Such Agency https://www.nsa-international.com/ を通して
現地(LA)のスタイリストへの貸し出しから、生まれた形になります。
このNo Such Agency は、いわゆるアタッシュドプレス(契約した複数のブランドの商品サンプルを、自前のショールームに預かり、業界関係者:セレブリティ、インフルエンサー、エディターなどに対して、プロモーション活動、またはセールス活動を行う会社)
で、今回、小生と試験的な契約を結び、セレブリティ、インフルエンサー、エディターなどへ、貸出し=PR業務を行ってもらっている最中です
プレス事務所は、こんな感じ
LAにあるショールームということで、やはりハリウッド系、セレモニーへの貸し出しが多いのか、隣のラックもパーティドレスな感じです
そもそも
今回の契約が実現したのは No Such Agency の社長のDanielがscyltを気に入ってくれ帰国後にメールをくれた所から始まりましたが、おそらく「ドレスシャツ」というscyltの特徴を見て、自分たちの顧客に対してニーズが少なからずありそうだと、感じてくれたのかと思います。
とは言え、こういう事も、3点とは言え成果を出してくれていたので言える事で、正直、契約するまで、かなり先方を怪しみ、警戒していたことも事実です。
というのも、 やはり、海外での初めてのビジネスワークで、日本にいてコントロールも出来ず、相手の事も全く知らないと。
この業界にいて、よく聞く話として
日本のブランドが海外のPRと契約(クライアントとして)したものの、全く仕事をしない、とか。そもそもそんな誘いや名刺が嘘っぱちで、PR会社自体存在していなかった、とか。
展示会ブースで甘い言葉でおだてられて、金だけ取られる パターンは ままあります。
そんな中、
メールにて、scyltブランドの可能性を認めてくれるような発言があればあるほど、
信じたい=賭けてみたい気持ち と 騙されたくない気持ちと 両者の葛藤の中で、判断がつかなくなるわけです
そこで、現地のアパレル業界を知っている人々に
特に、Liberty の展示会出展支援を行ってくれていた JETRO(海外貿易支援機構) の現地スタッフの方に
まずは、会社自体が存在するかと。 社長のDanielは、プレス業務を本当に行っている人なのかと。
最低限、かつ、もっとも重要な情報を聞いたりと。
同時にアドバイスとしては、
「もっと慎重に判断しましょう」とか、「もっとコミュニケーションをとってから」とか、当然っちゃ当然、「遠まわしに、反対」されるので、「そりゃそうだ」と。
自分でもアドバイスする側なら、そう言うなと。
一方で、
自分にしかわからない、手応えや感触と言うのを、今までの展示会出展の中で得てきているので、そこは自分を信じて上げたいなと。
そもそも日本であったとしても、PR会社の成果、ないしは費用対効果の判断や評価というのは難しい所で、
「投資」以上の何者でもないと、小生は思っています。
ならば、折角ニューヨークまで行って展示会に出展し、少なからず投資をした訳だから、そこに更なる投資をつぎ込むイメージで、PRもお願いすると。
日本でPRお願いするよりも、「面白い」だろうと、「資本の投下集中」と
最終的な判断は、そういう「やってみたい=思い切り=賭け」に頼ったわけです。
結果、何とか上記の3点の貸し出しに結び付いた訳ですが・・・
これが多いのか少ないのか、費用対効果の判断も難しいし
実際の所は
この「貸し出し」が、「セールス」に結びついていかなければ、本来の目的を達成する訳ではないので、
今後の動きに、自分自身に期待を掛けて、さらに信じて進みたいと思います